地域材加工センター
渡良瀬川流域の森林から生産される木材を買い取り、ラミナや間柱を製材し、その過程で生産されるチップを原料に木質ペレットを製造しています。
小径木加工センター
間伐により生産される小径木を有効活用して、プランターやベンチといったエクステリア製品、造園資材、建築資材などを製造しています。
地域材加工センターの3つの役割
- 地域材の流通コストを削減し、価格・量の面で安定した地域材の出口創出
- 地域材の多様な利活用を可能とする地域材の地域内ストック
- 木質バイオマス利用による経済・エネルギーの地域内循環促進
地域材加工センターにおける製材・加工の流れ
地域の森林から生産される木材を買い取り、製材品や木質ペレットに加工しています。
① 材搬入
② 検収・選別
③ はく皮
④ 製材
⑤ 検品
⑥ 製材品出荷
⑦ チップ出荷
⑧ チップ等投入
⑨ 木質ペレット製造
⑩ 木質ペレット出荷
省人・省スペース化を実現「キャンターシステム」による製材ライン
「キャンターシステム」は、メインとなる製材ラインが原木を一度通すだけ(ワンウェー)で柱や複数枚の板材(ラミナ)を製材できるとともに、端材部分を製材と同時に並行してチップにしてゆくことが可能です。このキャンターシステムを製材加工設備の中心に据え、当センターでは主にスギのラミナを生産していきます。
キャンターを核とした製材ライン
キャンター
平角+板材+チップ
ギャングリッパー
板・柱取り
- 登録した製品寸法に対応した最適な木取りが可能
- 設定により柱を取ることも可能
小径木加工センターについて
小径木材を有効活用して、フラワーボックスといった身近な緑化製品や、公園施設・野外案内看板をはじめとした環境整備に役立つ材料など、多くのニーズに対応したオリジナル製品を製作しています。